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2008年01月24日

反復する宗門誹謗の目的

洗脳目的で繰り返される誹謗
ここに問題の歴史的検証を開始

 日蓮正宗が、池田大作率(ひき)いる創価学会を破門してから、十七年目を迎えた。
 俗に十年ひと昔というが、十七年という歳月は、人々の記憶を薄れさせ、関心を失わせるのに十分すぎるほどの時間である。しかし、この創価学会という団体は違うのだ。
 平成三年に宗門に対し牙を剥(む)いてからというもの、「よくもこんなに誹謗(ひぼう)中傷の言葉を思いつくものだ」と感心させられるほど、宗門への悪口雑言のオンパレードが続く。しかも、それは一回限りで終わらず、一定の期間が経(た)って、皆の記憶が薄らいでくる頃になると、まったく同じ内容の悪口誹謗が、焼き直したかのように繰り返されるのである。
 そして創価学会員と対論をしてみると、未(いま)だに、正本堂を壊しただの、桜の木を切っただの、C作戦だのと、まるで昨日の出来事のように喚(わめ)き立ててくる。学会の中だけ時間が止まっているのか、と疑いたくなるほどだ。
 そこで改めて洗脳の深さを知り、その恐ろしさに慄然(りつぜん)とする。
 この創価のヘビーローテーション(※音楽用語で、放送局が、自局が推薦する楽曲を何度も繰り返して放送すること)式洗脳法には、二つの狙いがあると思われる。
 一つは、常に攻撃対象を定めることにより、会員を扇動(せんどう)し、それを活動や集金の原動力とする。これは創価の組織維持の命脈といってもいい。
 昭和三十年代には「西の天理教、東の佼成会」を攻撃目標に掲げて会員を鼓舞(こぶ)し、強引な折伏活動で社会問題にまでなった。その後、公明党の政界進出に伴(ともな)い、共産党、自民党を標的にし、現在は民主党を仏敵′トばわりしている。
 そして、破門後の学会が、一貫して激しく憎悪し、攻撃している対象が日蓮正宗宗門と御法主上人である。創価は全精力を傾注して宗門攻撃をし、会員に対し「宗門は悪」を徹底的に宣伝し、組織の引き締めと扇動に利用しているのである。
 もう一つの狙いは、世代交代による意識の低下を防ぐことである。
 現在、成人を過ぎた第一線の青年部も、平成三年当時はほとんど幼稚園児である。彼らは、この平成三年に表面化した学会問題については、忘却というより、もともと全く知らない出来事なのである。
 にもかかわらず、彼らは、口を開けば「創価学会をC作戦によって破門した。正本堂を壊した」と言う。総本山に登山して御開扉を受けたこともないような年齢の青年がである。
 学会はこうした青年層を洗脳するために、連日『聖教』や『新報』紙上で宗門に対する誹謗中傷を、飽きることなく、繰り返し繰り返し宣伝し続けてきたのである。
 こうした情報を恒常的に与えられた青年達は、「宗門は悪、学会は善」と植え付けられ、知らず知らずのうちに正法誹謗マシーンと化す。このような、いわば第二世代の青年部員が、これからも増殖し続け、組織の中核を担(にな)うのである。
 現在、創価の宗門誹謗はますますエスカレートしている。先の二つの目的を果たし、さらに次の世代の洗脳を目論んでいるのだろう。しかし実際は、毎回の会合で宗門の悪口ばかりを聞かされ、辟易(へきえき)している会員も少なくない。また、創価学会の信心では功徳などあるはずがないから、歓喜に満ちた体験発表なども皆無で、会員の活動力は低下している。
 我ら日蓮正宗僧俗には、このような大謗法の学会員を一人でも多く救済していく使命がある。そのためには、こちらもヘビーローテーション式に邪義の破折をしていく以外にない。
 それは、まず、第二世代の創価青年部員に対する破折のためである。また、法華講員にも平成の学会問題を知らない世代が多くなっている。この、次世代を担う青年達のためにも、これまでの学会問題を明らかにしていくことが大切である。これによって、日蓮正宗と創価の邪義とを対比させ、いかに日蓮正宗の仏法が正しいかを立証することができるからである。
 以上のような趣旨によって、次回より、平成三年に表面化した創価学会問題と、その遠因としての正本堂建立、また五十二年路線などについても、順を追って簡潔に破折を加えていくことにする。(以下次号)