|
昨年十二月二十日、東京地方裁判所において、妙観講講頭・大草一男氏、理境坊住職・小川只道尊師、御法主日顕上人猊下に仕掛けられた謀略訴訟に鉄槌が下された。
その謀略訴訟とは、女性問題等を含む数々の不行跡から妙観講を除名された元講員・Wが、創価学会怪文書の紙上で
「自分は、妙観講講頭の大草一男氏の命令で、調査会社T社を使い、反創価学会活動家の梅沢十四夫宅の電話を盗聴した。
大草氏は指導教師である理境坊住職・小川只道尊師と共謀の上で盗聴を指示したのであり、その決裁を出したのは御法主日顕上人猊下である」
などと、とんでもない狂言を構えたところから始まった。
そして、この狂言を受けた形で、平成九年六月三十日、被害者(?)梅沢十四夫が原告となって、W、妙観講講頭大草一男氏、理境坊住職・小川只道尊師、御法主日顕上人猊下を被告として訴えたのが、この謀略訴訟である(もっとも、この梅沢十四夫なる人物、かねてより宗教ゴロとして活動しており、しかも、この裁判に前後して創価学会側に取り込まれていた形跡さえ見られるのである)。
この謀略訴訟において、裁判所は、大草氏らに全面勝訴の判決を言い渡したのであった。
そもそも、この「盗聴事件」なるものは、妙観講で除名処分になったWと創価学会怪文書の二人三脚で仕立てた、デッチ上げストーリーであることが見え見えの事件であった。
それ故、裁判で出されたW側の証言には矛盾やほころびが目立ち、裁判所もその点を見逃さず、W供述を信用できない、との見解を示したのである。
すなわち、W証言では、平成三年、大草氏がWに盗聴を指示した、とされているが、当時、Wは妙観講内で女性問題等にかかる不行跡から役職解任、戒告等の処分を受けており、その後、除名処分に至るまで自ら「大草氏から攻撃され続けてきた」などと述べている。
裁判所は、「このような時期に大草氏がWに電話盗聴の指示をすることは不自然である」として、Wの証言を一蹴。
また、Wが九州在住の法華講員・桑原年弘氏と電話で話した際の録音テープも証拠として採用されたが、その中でWは
「盗聴テープは、僕一人では流しきれないので、複数の法華講員を使って(宗内に)流した」
「大草に盗聴の罪をかぶせて妙観講をつぶし、小川住職と僕で妙観講の財産を山分けする。無実の者に罪をかぶせることくらい、平気ですよ」
「学会は、猊下が盗聴に絡んでいることにしたい、と思っているだろうが、猊下は無関係」 などと述べ、自らの謀略を自白していたのである。
語るに落ちた、とはこのことで、裁判所もこれを重視し、大草氏ら日蓮正宗関係者は、盗聴事件には一切関わりがない旨を認定したのであった。
この裁判は平成九年六月から今日まで争われてきたが、この間、大草氏は、長野県下で経営していた会社の取引先やメインバンクにまで「盗聴事件の主謀者」として怪文書をバラ撒かれ、結果、退任を余儀なくされたのであった。
また、このデッチ上げ「盗聴事件」を利用し、『創価新報』『聖教新聞』『第三文明』等の学会系メディアが、御法主上人ならびに小川尊師、大草氏らを犯罪人呼ばわりするなど、人権侵害の限りを尽くしたのも記憶に新しいところである。
今後、この判決を受けた創価学会が、報道による人権侵害の被害者らにどのように謝罪するのか見ものだが、「人権」が売りの創価学会の化けの皮が剥(は)がれるのは、時間の問題といえよう。
ともあれ、政権入りによって権力を増大させた創価学会の影響下、種々の裁判で不当判決が下されている状況のもとで、このような完全勝訴判決が下されたということは、それだけ揺るぎようのない判決内容だったということだ。
御法主上人をはじめとする日蓮正宗関係者に汚名をかぶせた上に、誹謗中傷を重ねてきた創価学会メディアは、潔(いさぎよ)く謝罪広告を載せよ。それが、人間として最低限の良心というものである。
|